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秋の深まりとともに、夜の時間が長くなっているのを感じられるようになってきました 

 

秋は空気が乾燥しているため、星も綺麗に見えます

 

夜中から明け方にかけては、冬を代表する星座(冬の宵の内に主に見られるオリオン座など)を見ることが出来ます。

 

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10月の終わり近くなったこの頃は、夜明け前に南中に近い位置に達します。

 

冬の星座にはオリオン座をはじめ、明るい星が多いのですが、全天一明るいシリウスとオリオン座の間の南の方角、水平線の少し上、腕を伸ばした先の人差し指の幅程度の高さに、やや赤みがかった星を見つけることがあります。

 

低い位置なので、気象条件がよくなければ見ることが出来ません。

 

 

この星が全天で2番目に明るい「りゅうこつ座のカノープス」です。

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南半球では一般的に見られる星で、例えば 北半球で見られる大熊座 「ひしゃくの形をした北斗七星のひしゃくの柄の先」近くに相当する位置に見られます。

 

(神戸付近で言えば、ほぼ頭の真上よりやや北極星より)

 

 

全天で二番目に明るい星ですが、位置が南によりすぎているため、暗く見え、また日本の東北地方の南部が日本で見ることの出来る北限になります。

 

沖縄へ行けばもう少し上に見ることができます。

 

 

神戸から見ると計算上の高さよりも少し高い位置に見えます。これは大気による屈折作用で、星が浮き上がって見えるからです。

 

このように低い位置にあり、また大気の影響や気象条件により、あまり目にする機会がありません。

 

冬の宵の口には季節風による雲が低い位置にかかっている場合が多いからです

 

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そこで付けられた名前が「老人星」で、この星を見た人は長生きが出来ると言われています。

 

決して星の年齢が老人ではないのです。現在見ている光は約300年前、日本の江戸時代に輝いた古いものですが、星の年齢からすれば、まだまだ若い星です。

 

 

この秋の天気のよい日、少し早起きして、夜明け前(空が未だ暗いうち)の南の方角を見て、カノープスを探して見てはいかがでしょうか。長寿が期待できるかも知れません

 

長寿の定義には個人差があります

 

 

 

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